日本国内のプロテスタント33教派が合同して成立した合同教会、日本基督教団(本部・東京・西早稲田)の第35回総会が、10月24−26日、東京・池袋のホテルメトロポリタンで開催され、教団総会議長に山北宣久師(聖ヶ丘教会牧師)が再選された。3期連続(1期2年)。伝道再生路線を歩む教団が求心力を強めていることを示す格好となった。
このほか、副議長に小林眞師(遠州教会牧師)、書記に鈴木伸治師(大塚平安教会牧師)がそれぞれ再選した。
総会は総会正議員定数400人中365人の出席を確認して総会が成立。「日本基督教団の過去・現在・未来」という主題のもと、傍聴者を含めて約500人が集まった。
山北議長は総会初日、議長総括報告の中で、過去40年間を振り返り、教団の歩みに誤りがあったことを神の前に懺悔し、新しい歩みに導かれていきたいと述べた。
◇山北宣久師のプロフィール◇
1941年生まれ、東京都出身。立教大、東京神学大大学院を卒業。1975年に日本基督教団聖ヶ丘教会(東京・渋谷区に就任。2006年現在、日本基督教団議長及び日本宗教連盟理事長。