135カ国700の地域を拠点に「癒やしのミニストリー」を展開する青年宣教団体、ユース・ウィズ・ア・ミッション(YWAM)沖縄支部のリトリート(修養会)が21−23日、県内の施設で開催された。
アジアを中心に宣教活動に従事する巡回伝道者トピー・キビマキ牧師(オーストラリア)を講師として招いた。4回に渡って開催されたセッションのうち2回は参加費無料の公開セッションだった。
同支部によると、同師は日本YWAMの開拓期から奉仕に参加し、大阪、千葉、沖縄で伝道をした。現在はオーストラリア在住で、日本、韓国、台湾などアジア各国を巡回伝道している。
24日午後の分科会セミナーでは沖縄YWAM代表の吉田和彦牧師が「DiSC行動傾向分析テスト」を実施。DiSCテストは簡単な設問を通して人の行動傾向を分析し、自己理解と他者理解を深めることができるという。吉田師はDisc認定インストラクターでもある。
YWAMは沖縄リトリートを毎年開催し、今年で7回目を迎えた。YWAM沖縄支部は1988年にYWAM宣教師トピー師が設立。翌年には沖縄で初めて6カ月の訓練プログラム「弟子訓練学校(DTS)」を開催し、今年まで続いている。今年は11人が卒業。これまでに約270人が訓練を受け、神様の宣教の働きに用いられている。
沖縄YWAMは弟子訓練に力を入れている。DTSを筆頭に、3カ月コースの短期DTS、リーダー基礎訓練のためのリーダー基礎訓練コース(BLC)を行っている。