超教派国際青年宣教団体のユース・ウィズ・ア・ミッション(YWAM、東京都)では弟子訓練学校(DTS)に最も力を注いでおり、メンバーによる伝道旅行が行われている。沖縄校では6月26日から7月25日までの日程でタイへ行っており、路傍伝道、教会奉仕などを行っている。帰国後は6月26日から8月末まで東京のいのちの泉教会とその周辺地域での伝道活動を予定している。大阪校でも韓国への伝道旅行を行っている。
DTSとはYWAMに属する訓練学校で弟子訓練と世界宣教を目的としており、短期集中型トレーニング・プログラムが実施されている。DTSでは神様との関係のあり方(神を知る)と失われた魂に対するあり方(神を知らせる)とに焦点をあて、クリスチャンとしての土台作りを行っている。訓練過程は3ヶ月間づつの講義と伝道実践の2部に構成されている。
「訓練・伝道(教会開拓含む)・救済」の3つの分野に焦点をあて、活発な活動を繰り広げているYWAM。吉田代表は、宣教団体YWAMの今後の働きについて地域の教会とも深く関わっていくことを明らかにし、各教会でセミナーや短期コースを展開し、クリスチャンの訓練に力を注いでいくと話した。また、11月に沖縄で開催される「沖縄フランクリン・グラハム国際大会」で救われた人々へのセミナー等も実施する予定。
また、吉田代表は青年伝道に関して「救われることが1番大切。しかし、救われた後、そのクリスチャン生活の中で勝利し実を結ぶことも重要だ。青年たちを更に訓練して、日本宣教を活性化していくべき」と語った。
キリストの弟子として新しい魂を生み出す青年クリスチャンの訓練に注目が集まる。