中東のプロテスタント教会が加盟する中東福音教会連合(FMEEC、世界教会協議会=WCC加盟団体)は12日、中東地域で女性牧師の任命を認める決議を全会一致で採決した。
同連合は中東地域の聖公会やルーテル派教会、改革派教会など16の教団・教会が加盟する団体。女性牧師を認める決議は、11日から始まった同連合の第6回総会で決まった。
今回の歴史的決議を受けて、同連合議長のムニブ・ヨナン氏(ヨルダン・パレスチナ福音ルーテル教会)は、同連盟の決定が中東地域の宣教を導いてきたこれまでの福音的伝統に沿ったものだと歓迎した。
総会には所属教団・教会から代表ら約70人が出席しており、11日から13日まで3日間の日程で行われた。