海外に住む日本人クリスチャンを対象とした大会「イクイッパー・カンファレンス10」が、12月27日から来年1月1日までの6日間、米カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のカルバリー・チャペル修養会施設で開催されることが決まった。主催側によると、日本人クリスチャンの集まりとしては、同大会が全米で最大規模となる。
この大会は、海外でキリスト者となった日本人が、帰国後も神の愛と赦しを変わらず伝えられるよう、その信仰を励ます修養会を開きたいと、97年に始まったもの。日本クリスチャン・フェローシップ・ネットワーク(JCFN)など複数の宣教団体が協力しており、今回で10回目を迎える。
第1回大会は、米ワシントン州シアトルでマウント・オリーブ・ミニストリー伝道者の中野雄一郎氏をメインスピーカーに開催。98年の大会ではアーサー・ホーランド氏、02年には新改訳聖書翻訳者の一人、内田和彦氏を講師に招いた。
08年の第9回大会には、米国内だけでなく、カナダやオーストラリア、日本などから約350人が参加。「いのちありがとうの会」理事などを務める横山幹雄氏(聖書教会連盟内灘聖書教会牧師)が、「平和を作り出すものへ」という大会テーマに沿ってヤコブ書から聖書のメッセージを伝えた。
講師に、中川健一氏(ハーベスト・タイム・ミニストリーズ代表)、大里英二氏(日本バプテスト同盟タイ派遣宣教師)、錦織学氏(米国ニュージャージー日本語キリスト教会牧師)を招く。
大会についての詳しい情報は、「イクイッパー・カンファレンス10」ホームページで随時更新する予定。