長崎の教会などを訪れる巡礼者を案内する「ながさき巡礼ガイド」の中から、各地域のリーダーとなるガイドマスターを養成する講座が9日、長崎市の日本二十六聖人記念館で始まった。この日は長崎県内各地から15人が参加。3月14日までに計10回開催される。地元紙・長崎新聞が伝えた。
同講座は長崎県観光連盟と、巡礼者に情報提供を行うNPO法人「長崎巡礼センター」が連携して開いたガイド養成講座を既に受けた人が対象。合計40時間で「キリスト教概論」や「世界の教会史」、「隠れキリシタン」などのテーマを学ぶ。
講座初日の9日は同記念館館長で神父のデ・ルカ・レンゾ氏が「日本の教会史」をテーマに講義。講師は同氏のほか、長崎純心大学教授の山内清海氏や片岡瑠美子氏らが務める。