生涯をかけてカルヴァンを学ぼうと志した著者は、カルヴァンの神学全分野の中でも「教会論」に焦点を絞って取り組んできた。教会を論じるとは、教会の終わりまでを見据えた議論である。終わりを見据えることは、その初めに遡って考えることが絶対条件である。なぜなら、カルヴァンが教会を論じるとき、この初めと終わりとを見通していたからである。ここに理解の鍵がある。(購入する)
著者: | 渡辺信夫 |
価格: | 税込4,410円 |
出版社: | 一麦出版社 |
発売日: | 2009年12月 |
ページ: | 361ページ |
【著書紹介】
▽ 「カルヴァンの『キリスト教綱要』を読む」(税込2,205円、新教出版社)
▽ 「プロテスタント教理史」(税込4,830円、キリスト新聞社)