【CJC=東京】中国基督教協会と中国基督教会三自愛国運動の代表6人が台湾基督長老教会を11月16日訪問した。代表には両組織の指導者に中国各地の神学校校長も加わった。
これまで中国本土の両組織や国務院宗教事務局の代表が台湾を数回訪問しており、その際に長老教会との接触を試みていたが、最終段階でキャンセルされていたという。
今回の訪問は13日に台北で開催された「現代の都会の教会と宣教に関する海峡両岸会議」に参加するためのもので、長老教会訪問は計画に入っていなかった。
長老教会の張徳謙総幹事が台湾社会における同派の役割や働きを本土側に熱心に説明、代表側も訪問することになったと言う。
訪問の最後に、「歴史的瞬間」を記録するため記念写真を撮影、その夕には教会が代表を公式晩餐に招待した。