日本聖書協会(東京都中央区)が主催するクリスマス礼拝が3日、東京・富士見の日本基督教団富士見町教会で行われた。礼拝では同協会総主事の渡部信氏がクリスマスメッセージを伝え、参加した260人は一足早くイエス・キリストの誕生を祝った。
礼拝後には同協会が毎年行う聖書事業功労者の表彰式が行われ、受賞した音吉顕彰会会長で前美浜町長の齋藤宏一氏は、「(同賞を)いただけるような者ではない。町民の方々、顕彰会の方々と共に受けたものだと思う」と話し、感謝を示した。今後も、同町出身で現存する最古の日本語訳聖書である「ギュツラフ訳聖書」の翻訳に携わった音吉の功績を広く伝えていきたいと語った。