【CJC=東京】英公営BBC放送によると、ダブリン大司教区で行われた虐待についてアイルランド政府が報告書を発表したのを受け、アイルランド・カトリック教会首座(アーマー)大司教ショーン・ブレイディ枢機卿は、虐待について教会が隠蔽して来たことを謝罪した。
問題の聖職者は他教区に配置替えされたが、そこでも虐待を繰り返したという。
教会が対処して来なかったことについて、枢機卿の謝罪はアイルランド市民全てを対象にしたものになっている。「誰も法より上位にはいない。カトリック者は皆、法に従うべきだ」と述べている。