【CJC=東京】ドイツ福音教会(EKD、信徒2400万人)はウルムで開催した総会で10月28日、マルゴット・ケースマン氏(51=ハノーバー教区監督)をヴォルフガング・フーバー常議員会議長の後任に選出した。同派議長としては女性で最初、またこれまでの最年少。
ケースマン氏は142票中の132票の支持を得た。2007年に、26年間連れ添った夫に離婚を要求、話題となったが今回の選出には影響しなかったと見られる。
同氏は、もっと多くの人を信仰に導く教会の長となりたい、と語った。
総会では常議員14人定数のうち13人も選出された。残り1人は3分の2の信任を得られなかった。全員が選出されなかったのは、同派史上初めて。