昨年6月に世界遺産暫定リストへの正式登録が決まった「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を構成する教会の一つ、長崎市西出津町の出津教会で18日、教会コンサート「天上のアヴェ・マリア」が開かれた。地元の長崎新聞が伝えた。
コンサートには同市内の声楽家らでつくる「アカペラ・アンサンブル長崎」のメンバー15人と、出津修道院が所属する「お告げのマリア修道会」の修練者14人が出演。「アヴェ・マリア」や「典礼聖歌」などを歌い上げ、約300人の聴衆はその澄んだ歌声に聞き入った。
コンサートは8月から11月まで長崎県内各地で開催されている「ながさき音楽祭」の一環として行われたもので、今月24日には同県五島市の浦頭教会でも行われる。