財団法人・国際宗教研究所(星野英紀理事長)は11月7日、公開シンポジウム「現代宗教と対話の精神」を大正大学1号館2階大会議室(東京都豊島区)で開催する。
パネリストは、ムケンゲシャイ・マタタ氏(オリエンス宗教研究所長)、金子昭氏(天理大学おやさと研究所教授)、杉谷義純氏(大正大学理事長・前世界宗教者平和会議日本委員会事務総長)、田中恆清氏(石清水八幡宮宮司・神社本庁副総長・京都府神社庁庁長)、本山一博氏(玉光神社権宮司)の5人。
それぞれ、「出会いから始まる対話と諸宗教の神学」、「宗教対話は開かれた『他流試合』で―宗教人間学からの提言」、「世界の諸宗教対話の潮流と日本宗教者」、「日本人の信仰の源流―神も仏も」、「宗教的探求としての宗教対話―新体験主義」のテーマで語る。
国際宗教研究所は1954年、アメリカ人の日本宗教研究家W・P・ウッダード博士と東京大学教授・岸本英夫博士の発案により財団法人として設立。現在は日本の数十に及ぶ宗教団体や研究機関を賛助会員とし、的確な宗教情報の提供や宗教研究の推進、また宗教者・ジャーナリスト・宗教研究者の相互理解の深化を目指して活動している。
午後1時から同5時半まで。定員80人。終了後、第5回国際宗教研究所賞授賞式と懇親会も行われる。シンポジウムは参加費無料、懇親会は3000円。申込は名前・所属・懇親会の出席有無を添えて同研究所(電話・FAX:03・5373・5855)まで。