青山学院大学(東京都渋谷区)は10月1日、海外拠点オフィスとして、協定校の淡江大学・台北キャンパス内に台湾サテライトオフィスを開設した。
先月21日には現地で開所式及び祝賀会が催され、両大学から学長・副学長らが出席。台湾サテライトオフィスは青山学院大学への留学生を増加させるため、台湾での積極的な広報活動を行っていく予定となっている。
米国メソジスト監督教会から派遣された宣教師らによってその礎が据えられた青山学院は今年、創立135周年を迎える。松澤建理事長は昨年発表された政府の「留学生30万人計画」を受け、国際化にさらに力を注いで行く方針で、これまでは欧米を中心とした国際交流を行ってきたが、今後は他の地域にも目を向け、ベトナムやモンゴル、インド、ロシアなどの国々と多角的に交流を深めていくと表明していた。