クリスチャンの母と合理主義者の父の間に生まれ、終戦直後はニヒリストに。ある牧師との出会いから神学大学へ通い、アメリカ・スイス・ドイツに留学。帰国後、「出会いと対話」のアカデミーハウス運動に没頭するが──。牧師や大学教授として活躍してきた著者が、みずからの信仰遍歴や神学研究の成果、次々に起こる試練の中で人間性を陶冶されながら、たどりついた心理的境地を綴る。(購入する)
著者: | 佐伯晴郎 |
価格: | 税込1,470円 |
出版社: | 文芸社 |
発売日: | 2009年10月1日 |
ページ: | 208ページ |
ISBN: | 4286076520(ISBN‐10) 978‐4286076522(ISBN‐13) |
【著者紹介】
佐伯晴郎:1927年韓国・ソウル生まれ。52年東京神学大学(旧制)卒業。52‐57年日本基督教団上野教会牧師(三重県)。57‐61年欧米留学。米国プリンストン神学校大学院卒業、スイス・ジュネーブ大学大学院、ドイツ・エヴァンゲーリッシェ・アカデミーに学ぶ。61‐65年(財)日本クリスチャン・アカデミー専任牧師。65‐95年宮城学院高校宗教主任、同女子大学助教授を経て教授。定年退職後2000年まで非常勤講師。1970年より「家の教会」の開拓伝道を始め、日本基督教団西仙台教会に至る。2002年まで同教会牧師。現在、日本基督教団正教師、宮城学院女子大学名誉教授、仙台YMCA名誉理事、宮城刑務所教誨師会元理事。
【著書紹介】
▽ 「キリスト教の誕生(「知の再発見」双書)」(監修)(税込1,575円、創元社)
▽ 「宗教改革―ルター、カルヴァンとプロテスタントたち(「知の再発見」双書)」(監修)(税込1,575円、創元社)
▽ 「日本のキリスト教に未来はあるか」(税込1,260円、教文館)