プロイセンを中心として統一された「ドイツ帝国」のナショナリズムを支えるイデオロギーとして、プロテスタント神学はいかなる役割を果たしたのか?本書は、ヴィルヘルム帝政期(1871‐1918年)ドイツにおけるプロテスタント教会と神学の多様な潮流を分析し、神学思想と社会・政治的文脈との隠された「絆」を解明した、初めての包括的研究である。(購入する)
著者: | 深井智朗 |
価格: | 税込3,675円 |
出版社: | 教文館 |
発売日: | 2009年9月 |
ページ: | 465ページ |
ISBN: | 4764273004(ISBN‐10) 978‐4764273009(ISBN‐13) |
【著者紹介】
深井智朗:1964年生まれ。アウクスブルク大学哲学・社会学部修了。Dr.Phil.(アウクスブルク大学)、文学博士(京都大学)。現在、聖学院大学総合研究所教授。
【著書紹介】
▽ 「超越と認識―20世紀神学史における神認識の問題」(税込6,930円、創文社)
▽ 「ハルナックとトレルチ―聖学院大学大学院講義」(翻訳)(税込1,890円、聖学院大学出版会)
▽ 「アーレントとティリッヒ(叢書・ウニベルシタス)」(翻訳)(税込2,310円、法政大学出版局)