愛知県美浜町は6日、開催を8日に予定していた「第48回聖書和訳頌徳碑記念式典」を台風18号の影響で中止すると発表した。順延はない。
聖書和訳頌徳記念碑は1961年、ドイツ人宣教師ギュツラフの聖書翻訳事業を助けた3人の日本人船乗り、岩吉、久吉、音吉を記念するために、日本聖書協会と愛知県の委員会が中心となって設置。同年行われた第一回の記念式典には、当時のドイツ大使夫妻や愛知県知事、名鉄社長をはじめ300人が出席した。
記念碑のある愛知県美浜町は3人の出身地。以後、美浜町と日本聖書協会が毎年交替で式典を主催していた。