第6回首都圏キリスト教大会(同実行委員会主催)の開催が間近に迫る中、同大会の決起祈祷会「キックオフ・フェスティバル」が2日、東京都新宿区の淀橋教会で開催された。太平洋放送協会理事長で日本ホーリネス教団坂戸キリスト教会牧師の村上宣道氏が説教。讃美ゲストに、本大会にも出演するゴスペル・アーティストの塩谷達也氏、チェロ奏者の黄原亮司氏、メゾ・ソプラノ歌手の永島陽子氏の3人を迎えた。参加者たちは、具体的な祈りの課題を覚えながら、大会の成功を一心に祈った。
本大会は10月24日と25日の2日間、東京都渋谷区の青山学院講堂で行われる。講師は、日本プロテスタント宣教150周年記念実行委員会の3人の委員長、山北宣久牧師(日本基督教団聖ヶ丘教会)、峯野龍弘牧師(ウェスレアンホーリネス教団淀橋教会)、大川従道牧師(大和カルバリーチャペル)。音楽ゲストとして、久米小百合氏を合わせて4人が出演する。2日間で延べ約1万6千人が来場した7月の日本プロテスタント宣教150周年記念大会と、スタッフも含め全国から2000人以上が参加した9月の第5回日本伝道会議と並んで、日本プロテスタント宣教150周年を記念する三大イベントの一つに位置づけられている。
決起祈祷会で村上氏は、天の門は開かれていると語り、人々を大会へ招くよう参加者に呼び掛けた。参加者たちは、▼各委員会、総務局、事務局が心を一つにして、主の恵みの内に共に労する事ができるように、▼首都圏の諸教会が本大会を伝道の機会として有効に活用し、豊かな祝福を残すことができるように、▼大会メインスピーカーと音楽ゲストに聖霊の油注ぎがあるように、▼大会で奉仕する奉仕者(聖歌隊、会場係、ハンディキャップ介護など)が起こされて、恵まれた奉仕をする事ができるように、▼経済的な必要が満たされるように、▼多くの参加者が与えられ、救霊のみわざが起こされるように、▼各祈祷会や諸教会の祈りが用いられてサタンの働きが封ぜられ、あらゆる事故、禍いから守られ、首都圏に主の決定的な勝利とリバイバルの栄光を拝することができるように、との祈りの課題に沿って本大会のために祈りをささげた。