賛美宣教ユニット「The Four Winds」のセカンドアルバム「The Four Winds vol.2」が9月にリリースされた。伝統的な聖歌や賛美歌をジャズ風にアレンジした楽曲を収録。ユーチューブやスポティファイで全曲視聴できる。
「The Four Winds」は、作曲も手がけるギタリストの千民京(チョン・ミンギョン)を中心とした賛美宣教ユニット。千は韓国の汝矣島(ヨイド)純福音教会などで音楽奉仕をしながら、一般の音楽シーンで活動してきた。ファーストアルバムは、千が20代の頃に日々のディボーションを通して作った楽曲を中心に収録。こちらも一部、ユーチューブで視聴できる。
結婚後、米ニューヨークでの活動を経て、沖縄へ移住。ジャズ奏者でもある千は、2年ほど前から伝統的な聖歌や賛美歌をジャズ風にアレンジし始め、サックス奏者の西森大祐と共に今回のアルバムを作り上げた。聖歌や賛美歌に内包されている深い霊性を損なわずにジャズという「新しい皮袋」に入れることで、若者にも届く楽曲を目指した。また、礼拝やイベント時のBGMとしても使えるよう、全15曲の多様な楽曲を収録している。
西森は琉球大学ジャズ研究会での活動を皮切りに、プロのサックス奏者として活動。千とは定期的にライブ活動を行ってきた。千は昨年からオランダに移住し、現地のインターナショナル教会で奉仕しながら、独自の創作活動を続けている。