キリスト教のラジオ番組「世の光」とテレビ番組「ライフ・ライン」でメッセンジャーを長年務めてきた岩井基雄(いわい・もとお)牧師が14日夜、すい臓がんのため療養先のホスピスで死去した。63歳だった。
「世の光」「ライフ・ライン」を製作する太平洋放送協会(PBA)が、ホームページで発表した。岩井牧師が牧会する清瀬福音自由教会によると、1月からすい臓がんのため闘病生活を続けていた。
葬送式は、20日正午から同教会(さいたま市浦和区常盤10-7-13)で行われる。司式は久喜福音自由教会の伊藤僚牧師、説教は浦和福音自由教会の坂野慧吉協力牧師。喪主は妻の登茂(とも)さん。葬送式の模様はユーチューブでライブ配信される。供花の申し込みは、キリスト教専門葬儀社のハナワ(電話:090・8331・7587、担当:薄田)。
1961年、高知県生まれ。埼玉大学卒業後、埼玉県の公立中学校で数学教諭として4年働いた後に献身。聖書宣教会卒業後、蕨(わらび)福音自由教会副牧師を経て、清瀬福音自由教会牧師。玉川聖書学院中等部聖書科講師。4代目クリスチャンで、牧師としては祖父の代から続く3代目。