パレスチナ自治区ガザ地区で、一時的な休戦が7日間で終わり、イスラエルとイスラム組織「ハマス」による戦闘が再開した中、駐日イスラエル大使館は3日、東京にある同国のギラッド・コーヘン駐日大使の公邸に、日本のキリスト教会の牧師や指導者ら15人が訪問したことを、公式X(旧ツイッター)で報告した。
大使館は懇談の様子などを写した4枚の写真を投稿し、「長年にわたり日本のクリスチャン・コミュニティでイスラエルへの理解を促進されてきた方々です」と紹介。「コーヘン大使はイスラエルを代表し、その揺るぎない支援の姿勢に感謝の意を示しました」と伝えた。
写真には、参院議員(日本維新の会)でグッド・サマリタン・チャーチ(兵庫県)牧師の金子道仁氏や、大和カルバリーチャペル(神奈川県)主任牧師の大川従道氏、ハーベスト・タイム・ミニストリーズ(静岡県)代表の中川健一氏、拡大宣教学院(宮城県)学院長で東北中央教会(同)牧師の永井信義氏、イスラエルに18年間在住した経験があり、キリスト教のイスラエル支援団体「ブリッジ・フォー・ピース」(BFP)の理事などを歴任したスティーブンス栄子氏、ジーザス・コミュニティ(東京都)牧仕(牧師)の桜井知主夫氏、カルバリーチャペル・ロゴス東京(同)牧師の明石清正氏らの姿がある。
大使館は投稿で、「今回の貴重な懇談時に参加者全員が団結したように、異なるバックグラウンドを持つ皆様との連携により、宗教間の対話が促進されることを喜ばしく思います」と続けた。
東京圏を中心に、遠くは宮城、静岡、兵庫など日本各地のキリスト教会や団体から、15名の牧師やリーダーの皆様が@GiladCohen_大使公邸にお越しになりました。
長年にわたり日本のクリスチャン・コミュニティでイスラエルへの理解を促進されてきた方々です。… pic.twitter.com/RWeMxSXeup
— イスラエル大使館 Israel in Japan (@IsraelinJapan) 2023年12月3日