兄弟たち。私は・・・あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。・・・神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。・・・大ぜいいる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、ひとりひとり互いに器官なのです。私たちは、与えられた恵みに従って、異なった賜物を持っているので、もしそれが預言であれば、その信仰に応じて預言しなさい。(ローマ12:1~6)
2023年の折り返しの時、私たちの生き方や信仰の持ち方が神様の御心にかなっているか微調整し、2023年後半を歩み始めてまいりましょう。今年のテーマは「本来の自分らしさへの原点回帰!与えられたビジョンを取り戻そう!」です。私たちは、本来の自分らしさ、あるべき姿へと立ち返りたいと思います。
ローマ人への手紙で著者のパウロは、イエス様の救いの素晴らしさ、十字架の福音の恵みと神様の愛の大きさを繰り返し書いています。今日の聖書の箇所では、イエス様に救われた者に、キリストの体である教会を共に建て上げるようにと語っています。
今年後半の教会生活や信仰の働かせ方をリフレッシュするために4つのポイントを挙げたいと思います。
1. 真に霊的な礼拝を意識しよう
賛美し、祈り、聖書を開き、牧師のメッセージを聴いていても、あなたの礼拝が本当の意味で恵み豊かな霊的礼拝になっていますか。霊である神様と私たちが魂と魂、霊と霊とで結びつけられるような真の礼拝を持っているでしょうか。
あなたの心の鏡にイエス様の御顔が写らなくなっているようでは残念です。心から主を愛し、感謝し、魂を込めて礼拝をささげ、神様に通じる霊的な礼拝を持ちたいと思います。
2. 心の一新、自分の刷新
クリスチャンとして、私たちはマンネリ化した信仰生活になっていませんか。イエス様を信じる醍醐味は、自分の力ではどうしても変えられないような難しい人生でも、イエス様を信じることによって変えられるということです。
そのためにイエス様は、私たちの罪を背負って十字架の上で身代わりとなって死んでくださったのです。「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました」(2コリント5:17)。今日、私たちは新しくされようではありませんか。
3. キリストの体である教会を建て上げよう
私たちクリスチャンは、一人一人がばらばらでわがままな生き方をする、いわゆる「多様性」ばかりに重きを置く世の中の生き方とは違います。周りと違う私でも愛してくださり、キリストの体に組み合わされて一つとせられ、キリストの体である教会を建て上げているのです。
へりくだり、お互い認め合い、人を裁いたりしないで慎み深く、主にある兄弟姉妹に仕えましょう。あなたが幸せになることと、教会が恵まれて主に用いられることは連動しているのです。
4. 神様から与えられた賜物を発見して用いよう
「賜物」とは、聖霊によって与えられる特別な贈り物を意味します。教会は、牧師やスタッフだけでなく、皆が神から与えられた賜物を生かし、キリストの体を建て上げていく場所です。
超能力的なことができるだけが御霊の賜物ではありません。奉仕や人を教えること、惜しみなく人に与えること、賛美や奏楽、料理、子どものお世話、教会の掃除、ささげること、伝道すること、証しすることなど、みんなに例外なく賜物が与えられているのです。
今日、主につながっていることを確認して、イエス様からの祝福と元気を頂いて歩み始めましょう。
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