西アフリカに位置するリベリアは、人口500万人ほどの小国だ。人種差別や植民地支配など、複雑でつらい歴史がある。1985年から2005年まで、ひどい紛争に耐えてきた。しかし、近年は安定と平和が続いている。神に感謝しよう。
何十万人もの難民が国に戻り、新しい大統領が誕生し(前大統領は追放された)、国は再建され、キリスト者の働きが再び盛んになり始めたのだ。
リベリアは、内戦とそれが引き起こした破壊とトラウマによる明らかな課題が残っている。にもかかわらず、希望と進歩の雰囲気が国にあるのだ。リベリアが「自由の国」という名にふさわしくキリストの自由を見いだし、福音宣教が進むよう祈っていただきたい。
■ リベリアの宗教人口
プロテスタント 28・0%
カトリック 4・9%
イスラム 15・5%
土着の宗教 42・5%