昨年2月24日にロシアがウクライナに侵攻してから、1年になろうとしている。
戦争で何百万人ものウクライナ人が避難している中、今なお多くの家族がさまざまな理由で国内に留まっている。宣教団体ア・ジーザス・ミッション(AJM)が、このような人々に「あなたたちは決して忘れられていない」ことを伝えるために奮闘している。
AJMは地元の教会と協力し、食料、物資、神の言葉を人々に届けている。AJMの宣教師ザイスマンは「私たちはいつも危機の端にいたいと言ってきました。安全地帯から出て、困難のただ中にいるウクライナ国内の人々と共に、解決の一部になりたいのです。リスクを取る意志が何よりも福音を前進させ、扉を開くのです」と言う。
戦争が始まると、彼は数台のバンを購入し、活発な戦争地帯に物資を運び始めた。彼は「私たちが村に行くと、食料も水も電気もない状態です。目標は、できる限り最前線に近い所へ食料を運ぶことです」と述べ、困難な人々と共に立つ。
同団体は地元の教会と協力し、食料を配給するだけでなく、疲れた避難者や放浪者に福音の希望を伝えている。地域によっては、電気、ガス、水道などの重要インフラが失われた状態で、冬を越さなければならない人々もある。
AJMと地域教会の援助と伝道が進むように祈っていただきたい。
■ ウクライナの宗教人口
正教 61・2%
プロテスタント 5・8%
カトリック 10・1%
無神論 19・5%