ハンガーゼロ(日本国際飢餓対策機構)が、ロシア軍の度重なる発電設備に対する攻撃で電力供給が途絶え、厳しい冬を過ごしているウクライナの人々を支援するため、使い捨てカイロ約2万枚を支援する。
発表によると、カイロは7日に成田空港からポーランドに空輸。その後、ポーランドの空港から、ウクライナとの国境に近い同国南東部の都市ジェシュフにある協力団体の倉庫に運び、そこからトラック便でウクライナ国内に配布する計画だという。
また、ウクライナ国内での配布には、ハンガーゼロが派遣しているボランティアも緊急支援活動として関わるという。
ハンガーゼロは、ロシアによる軍事侵攻が始まってからすぐに、緊急支援活動のための募金を開始。集まった寄付を用いて、現地への物資支援や人材派遣のほか、日本での一時的な避難生活を希望するウクライナ人の渡航手続き支援などを行っている。
ウクライナ緊急支援の募金は現在も行っており、寄付は、郵便振替(記号番号:00170・9・68590、加入者名:日本国際飢餓対策機構、※通信欄に「ウクライナ緊急支援」と明記)、またはクレジットカードで受け付けている。クレジットカードによる寄付は、ハンガーゼロのホームページから。