日本維新の会から参院選比例代表に立候補していた元外務官僚で牧師の金子道仁(みちひと)氏が当選を果たした。
NHKの参院選開票速報によると、日本維新の会は比例代表で、政党名票と個人名票の合計が、自民党(1825万8791票、得票率34・4%)に次ぐ、784万5985票(同14・8%)だった。これにより、党として8議席を獲得。金子氏は、個人名票が3万6944票で、党内では元東京都知事で作家の猪瀬直樹氏に次ぐ6位となり、当選となった。
金子氏は、1970年横浜市生まれ、兵庫県猪名川町在住。東京大学法学部卒業後、外務省に7年勤務。その後、98年から猪名川町にあるキリスト教会「グッド・サマリタン・チャーチ」牧師。その他、チャーチスクール「光の子どもクリスチャンスクール」副校長、社会福祉法人「グッド・サマリタン」理事長などを務めている。
選挙戦では、▽教育からの地方創生、▽福祉からの地方創生、▽地方自治は民主主義の学校――の3つの提言を掲げ、「隣人愛を国政へ」と訴えていた。
牧師仲間として長年親交のある本紙コラムニストの万代栄嗣牧師との対談では、日本のチャーチスクールを救いたいとして、2019年に関連法案が頓挫した教育バウチャー制の導入などを議員立法で実現させることを目標として挙げていた。
当選確実となった11日朝にはツイッターに、「お祈りとご支援をありがとうございました」と投稿。「これからが本番という、身の引き締まる思いです。地の塩として歩めるように、引き続きお祈りください」と求めた。
主の御名を賛美致します。
当確が出ましたのでお知らせ致します!沢山のお祈りとご支援をありがとうございました
これからが本番という、身の引き締まる思います。
地の塩として歩めるように、引き続きお祈りください!
よろしくお願いします。金子みちひと
— 金子みちひと (@kanekomichihito) 2022年7月10日