ローマ教皇フランシスコは5日、大分教区の新司教に福岡教区のスルピス森山信三司祭(63)を任命した。カトリック中央協議会が同日、ホームページで発表した。
大分教区は、大分県と宮崎県の2県を管轄する。前任の浜口末男司教が2020年12月に急逝したことにより、同教区の田口孝志司祭が使徒座管理者に任命されていたが、教区司教は空位となっていた。
森山司祭は1959年、福岡県生まれ。88年に司祭叙階。福岡教区内の小教区主任司祭、幼稚園園長を歴任した。2020年にカトリック中央協議会に出向し、21年4月からは事務局長を務めていた。
カトリック中央協議会によると、叙階式の日程は後日発表される。