スーダンには、100以上の未伝道部族がいるといわれる。彼らは自分たちの言葉で翻訳された聖書を持っていない。そのような人々のニーズに、リソースやトレーニングを提供している米宣教団体のアンフォールディング・ワード(UW)がある。彼らの働きを、昨年5月の祈祷課題でお知らせしたが、その時には、スーダンのマサリット族の信者はわずか6人だけだったが、今では20人以上になったというのだ。
UWの代表リーブス氏は今年、マサリット族の信者らに直接会いに行った。そこで彼が案内された部屋で待っていたのは、4部族の代表らだった。マサリット族の信者らは、これらの人々と伝道の最前線で協力することを心待ちにしていたというのだ。彼らは、まるで使徒の働きに登場するパウロとバルナバのようだったという。
「このリーダーたちは、自分の国、自分の民族に対して非常に情熱的です。死に至るまで彼らを止めることはできないでしょう。彼らはどんどん先に進んでいきます」とリーブス氏は言う。
UWは、スーダンの教会と協力して、マサリット族の信者らに教会中心の聖書翻訳方法を教えている。
リーブス氏は、「7月に行われるワークショップのために、多くのリソースが集結しなければなりません。また、年内に4つのワークショップが開催されます。旅の助けと、現地での必要、そしてチームのための良い助けが得られるようにお祈りください」とリクエストしている。
スーダンの未伝部族の救霊のため、その働きをサポートするUWのために祈っていただきたい。
■ スーダンの宗教人口
イスラム 61・4%
プロテスタント 14・8%
カトリック 10・7%
土着宗教 11・1%