中米グアテマラの最高度監視下にある極悪刑務所内で、感染対策のロックダウン中であるにもかかわらず、12人の囚人が洗礼を受けることになった。
エル・ボケロン刑務所は、グアテマラにある3つの極悪刑務所のうちの一つだ。刑務所伝道を進めるクロスローズ・プリズン・ミニストリーズ(CPM)は、ロックダウンのために刑務所訪問が制限される中、昨年は8月と今年は1月のみの、わずか2回の短い期間の訪問に限定されてしまった。
その制約された状況下でCPMは、聖書研究やトレーニングツール、食糧などをできる限り提供した。ところが、平時のように頻繁にフォローアップできない彼らの不足を、なんと、ご聖霊が働きそれを補ってくださったのだ。
ロックダウン中の不十分な状況で、新たに30人の囚人がバイブルスタディーグループに登録した。そして、このうち7人が主に人生をささげ洗礼を受ける決心をした。しかし、祝福はそれだけで終わらなかった。なんと次の週には、新たに5人の囚人が洗礼を受ける決心をしたのだ。
神の御霊は、制約のある壁の向こう側でも自由に働かれる。CPMの働きが継続して守られ、決心者が引き続き霊的に励まされ、さらなる救霊の御業が刑務所内で起こされるよう祈っていただきたい。
■ グアテマラの宗教人口
カトリック 53・1%
プロテスタント諸派 41・3%
無宗教 3・5%
土着の宗教 0・3%