昨年11月23日、驚くべきニュースが入ってきた。ネタニヤフ・イスラエル首相が、スンニ派の盟主サウジアラビアを極秘訪問したというのだ。
この訪問は、ネタニヤフ首相が乗ったプライベートジェットが、サウジの紅海岸のリゾート地ネオムに着陸したことがフライトトラッキングデータによって確認され発覚した。
報道によれば、この会談はネタニヤフ首相と、サウジを訪れていたポンペオ米国務長官、ムハンマド皇太子の三者でなされ、対イランを見据えた対応について話し合われたとされている。
イスラエルとの国交正常化に関しては、非公式ながらサウジは、トランプ大統領が続投しなければあり得ないと言明したようだ。逆を言えば、トランプ大統領の続投があれば、イスラエルとサウジの国交樹立の可能性は大いに高まることになる。
イスラム教徒の9割を占めるスンニ派の盟主であるサウジアラビアが、イスラエルと国交樹立を果たすなら、地滑り的にアラブ諸国全体がイスラエルとの国交を結ぶ可能性が強い。
イスラエルを取り巻くアラブ諸国との関係における中東の平和を見据えるなら、今となっては奇跡的とも言えるかもしれないが、ぜひともトランプ大統領の再選が望まれる。我らの神は奇跡を起こされる神だ。中東和平のためにも、トランプ大統領の再選がなされる奇跡を願わずにはおれない。
何よりも平和のうちにサウジアラビアの福音宣教が進み、この地の人々の救霊が前進するように祈っていただきたい。
■ サウジアラビアの宗教人口
イスラム 92・4%
プロテスタント 0・4%
カトリック 4・7%
正教関係 0・3%