今年で9回目となるポーランド映画祭が11月20日から26日まで、東京都写真美術館ホール(東京都目黒区)で開催される。今年はポーランド人初のローマ教皇、ヨハネ・パウロ2世の生誕100年に当たり、2011年製作のドキュメンタリー映画「ヨハネ・パウロ2世 あなたを探し続けて」が記念上映される。
上映作品は、今年のアカデミー賞国際長編映画賞にノミネートしたヤン・コマサ監督の「聖なる犯罪者」、来年公開が決まっているクシシュトフ・キェシロフスキ監督の代表作「デカローグ」HDリマスター版、今年80歳を迎えるポーランドを代表する記録映画監督のマルツェル・ウォジンスキ傑作短編3作品「マイクテスト」「なにがあっても大丈夫」「配達されなかった手紙」、来年生誕100年を迎える20世紀を代表するSF作家スタニスワフ・レムについての作品で、ポーランド映画祭2017で好評だった「ソラリスの著者」。
「ヨハネ・パウロ2世」の上映は、20日午前10時半と22日午後3時半の2回。20日の上映前には、ポーランド広報文化センター所長のマリア・ジュラフスカさんがあいさつする。上映スケジュールの詳細は公式サイト。