世界福音同盟(WEA)は5月28日、次期総主事の公募を開始したと発表した。本人による応募の他、推薦も可能で、候補者を8月31日まで募る。11月までに選出し、選出者は来年初めから新総主事として職務に就くことになる。
現職のエフライム・テンデロ監督(フィリピン)は今年2月末で5年の任期が満了する予定だったが、昨年11月にインドネシアで開催された総会で、円滑な人選と移行のため、任期が1年延長されていた。
WEA国際理事会(IC)議長で選考委員の一人であるグッドウィル・シャナ牧師(ジンバブエ)は加盟団体に送った書簡で、選考と任命のプロセスについて概略を説明。テンデロ氏に対しては、これまでの誠実な奉仕に感謝を示した。
WEAは1846年に設立されたプロテスタント福音派の世界組織で、134カ国の各国福音同盟、9地域の地域福音同盟のほか、150余りの諸団体が加盟。6億人を超える福音派クリスチャンを代表する組織として活動している。