Skip to main content
2026年6月25日13時58分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

概念理解型の新表記法による新約聖書完成 聴覚・視聴覚障がい者への福音宣教目指す

2020年3月31日22時54分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ウィクリフ・アソシエイツ(WA)障がい聖書翻訳
聖書/Bible+
※ 写真はイメージです。(写真:Pexels)

世界的な聖書翻訳団体である「ウィクリフ・アソシエイツ」(WA、本部=米フロリダ州オーランド)が、これまでに類を見ない新約聖書を出版した。この新約聖書は、新しく開発した概念理解型の表記法で表記されており、世界中の耳や目の不自由な人たちに福音を伝えることを目的としている。

SUN(Symbolic Universal Notation=普遍的象徴表記法)と呼ばれる新しい表記法は、ウィクリフ・アソシエイツが4年を費やして開発したもので、1週間もあればその基礎を理解でき、読み始めることができるという。シンボルを用いて聖書の内容を表現するもので、社会との意思疎通が困難な聴覚障がい者や視聴覚障がい者に効果的に福音を伝えることを目指す。

「私はこれまでに、このようなものを見聞きしたことがありません。聖書翻訳で類を見ないものです」と、SUN開発責任者のロリ・ジェンキンス氏は語る。「私たちがした作業は、基本的に新約聖書の内容を取り込んで、それを各節、各章の主要な概念に分解するということでした。一つ一つの概念を表現するために、シンボルを作りました」

昨年完成したSUN新約聖書は、今年2月下旬にオーランドで行われた奉献式で公表された。

ジェンキンス氏によると、ウィクリフ・アソシエイツはこれまでに、聴覚障がい者が読解できるSUN新約聖書の印刷を完了し、現在は視覚・聴覚の両方に障がいのある人も読解できる3Dバージョンの作成に取り組んでいる。

SUNは、それ以外の方法では福音に触れられないかもしれない約5600万の人々に福音を伝えることのできる可能性がある。SUNを最初に考案したのは、当時ウィクリフ・アソシエイツのオンデマンド印刷プロジェクトでボランティアとして働いていたエミリー・ワンさん。ワンさんは、耳と目の両方が不自由な人たちが世界に60万人余りいることを知り、SUNの開発を思い立ったという。

ウィクリフ・アソシエイツは、世界に7千万人の聴覚障がい者がおり、そのうちの約8割が現地の手話では意思疎通できないと推定している。

「教育を受けることができるのは、世界の聴覚障がい者の約2割だけです」とジェンキンス氏は話す。「ですから、問うべきことは、『まったく教育を受けていない人たちに、どうやって聖書を提供するか』であり、SUNこそがその問いの答えです」

ワンさんは、視覚と触覚の両方で読み取れるシステムの構築を目指した。中国系米国人のワンさんは、標準中国語の簡体字で用いられているシンボルにヒントを得て、普遍的に理解できるシンボルを思いついたという。

全米にいる約400人のオンライン・ボランティアが、聖書中の教えを表すシンボルを作成し、約1年半を費やしてSUN新約聖書を制作した。

概念理解型の新表記法による新約聖書完成 聴覚・視聴覚障がい者への福音宣教目指す
SUNで表記されたヨハネによる福音書の1ページ(画像:ウィクリフ・アソシエイツ)

SUN新約聖書は「アンロックト・リテラル聖書」(ULB、英語)を底本にしている。ULBは、アメリカ標準訳聖書(ASV)を基に、原語の語彙的・文法的構造をより分かりやすく翻訳した著作権フリーの英訳聖書。

ウィクリフ・アソシエイツの聖書翻訳コンサルタントであるジョン・ルトン博士は、SUN新約聖書のルカによる福音書を監修しており、「この聖書は、私が今まで取り組んだ中で最も優れたものの一つです」と語った。

SUN新約聖書を読むに当たり、読者は初めに、基礎となる100種類のシンボルを学ぶ必要がある。そしてその後、それぞれのシンボルの組み合わせがどのような意味を持つのかを学んでいくことになる。

「聴覚障がい者には、基本的に視覚で読むように指導しています」とジェンキンス氏は話す。「3日から5日あれば、読めるようになります。多くの人は、基本的に3日以内でマルコによる福音書1章を読み始めています。読者たちが尋ねてくるのは、『このイエスというお方を知るには、どうすれば良いでしょうか。どうすればこのイエスというお方を、私の心に迎えることができるでしょうか』というものです。こうして多くの人をキリストに導くことができました」

ジェンキンス氏によると、SUNはこれまでに9カ国で試されており、それとは別に約16カ国で紹介されている。

「このアイデアは基本的に、聴覚障がい者や、視覚・聴覚の両方に障がいのある人と仕事をする人たちを一つに集めることが狙いです。私たちが(SUNを)教えるのは、そうした方々です」とジェンキンス氏は説明する。「私たちは一つの国へ行くと、そういう方々に、SUNを聴覚障がい者と視覚・聴覚の両方に障がいのある人に教える方法を教えています。そして、その方法を受け取って自国に広めることは、その方々に任されています」

ウィクリフ・アソシエイツによると、SUNは、単語や文字システムに頼らない概念理解型の表記法であるため、習得に何年もかかる点字よりも習得が容易だという。

「その概念については、すでにお分かりだと思います。シンボルと概念を結び付けるのを学んでいるだけなのです」とジェンキンス氏は続け、「私たちは、自国の手話を学んだことのない聴覚障がい者と接しています。その方々は、SUNと自国の手話を同時に学べるワークショップに参加しています」と説明する。

「その方々は実に2つの言語を同時に学んでいるのです。私たちが目の当たりにしているのは、その方々の世界が開かれて、周囲の多くの方々とコミュニケーションできるようになることであり、その方々がすでに習得している手段で神の言葉に触れているという事実です」

今年は、新たに40カ国にSUNを導入するのが目標だが、新型コロナウイルスによる渡航自粛の影響を受ける恐れもある。

「SUNに注目する団体は他にも幾つかあります。それらの団体は言っています。『この国で子どもたちを教える場合、私たちはこのような形でSUNを使うことができそうですね』と。さまざまな国や人々に伝道できる可能性がSUNにはあります。聴覚障がい者だけでなく視覚・聴覚の両方に障がいのある人にも、また、自閉症の子どもや自分で意思を伝えられない方々についても考えられます。そういった方々に伝道できる可能性がSUNにはあるのです」

ウィクリフ・アソシエイツは現在、旧約聖書のSUN化に取り組んでいる。ジェンキンス氏によると、旧約聖書の概念を表現するには、新約聖書の約2倍のシンボルを新たに作成する必要があるという。

「今後、このシンボル形式がどれだけ広まるか私には分かりません。倍増するかどうかも私には分かりません」とジェンキンス氏。しかし期待を示しつつ「でも、倍増する日はかなり近いかもしれません」と続けた。

■ SUNの学習キット(英語他)・SUN新約聖書

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ウィクリフ・アソシエイツ(WA)障がい聖書翻訳
  • ツイート

関連記事

  • カリフォルニアの写真家、「絵文字聖書」の翻訳プロジェクト始める

  • 新約聖書を2週間で完訳するケースも 聖書翻訳の新しい手法「MAST」

  • 新形式で聖書を2カ月で訳出 ウィクリフ・アソシエイツ

  • ウィクリフ聖書翻訳協会、タブレット版聖書翻訳アプリ導入で翻訳加速

  • ウィクリフ聖書翻訳協会、千番目となる新約聖書の翻訳を完成

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(6)フランケの「孤児の家」

  • 日本キリスト教海外医療協力会、新会長に柳澤理子氏 椙山女学園大学教授

  • 韓国異端「新天地」の李萬熙総会長を逮捕、信者5万6千人を政党に強制入党させた疑い

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(6月24日):メキシコ カルテルと伝統の狭間で─暴力に耐えるキリストの弟子たち

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.