先週31日から北朝鮮を訪問していたフランクリン・グラハム牧師は3日、首都平壌にあるプロテスタント教会で行われた礼拝で説教を行い、4日間の訪朝を終えた。グラハム氏は、ヨハネの福音書にあるイエスとニコデモとの対話に触れ、罪の悔い改めとイエスをキリストと信じる信仰によって人は新しく生まれ変わることができると、その日会堂に集まった数百人の会衆に訴えた。
グラハム氏は前回2000年に訪朝した際にも、今回礼拝で説教をしたボンス教会でメッセージを伝えている。これまでに同教会で説教することを許された米国人牧師は、同氏とその父ビリー・グラハム氏の2人だけで、ビリー・グラハム氏は過去に2回、92年と94年に訪朝している。
朝鮮中央通信によると、グラハム氏は2日、金永大(キム・ヨンデ)最高人民会議常任委員会副委員長とも会見した。