日本宣教推進のために、クリスチャンのあらゆる層の指導者、活動家の力を集結しようと、クリスチャン実業家らの呼びかけで「日本CEOフォーラム」が7月28日、正式に発足した。代表には衆議院議員の土肥隆一氏、副代表に国際弁護士の佐々木満男氏が就任。今後、様々な業種、業界で活躍するクリスチャンのネットワークを強化し、国内外にインパクトを与える運動を起こしていきたい考えだ。
「CEOフォーラム」はもともと、昨年7月にさいたまスーパーアリーナで約2万3000人を動員した伝道集会「ラブソナタ」の開催や、24時間のキリスト教衛星放送局「CGN-TV」の開局など、画期的な宣教を展開する韓国オンヌリ教会の活動のフォローアップ・プログラムとして行われてきた。昨年7月にはラブソナタ開催と平行して、日本側から500人、韓国など海外から500人のクリスチャン実業家らが交流する大規模なフォーラムが開かれている。
今回発足した日本CEOフォーラムは、オンヌリ教会の援助によらず日本側の自立した活動として、同教会の企画した一連の宣教活動を日本主体で生かし、日本宣教をさらに推進させようとする日本人信徒ら主体の取り組みだ。「CEO」といっても参加対象に厳密な定義は求めず、将来性のある人材を含め幅広く会員を募集していくという。
代表の土肥氏は、「企業・事業経営者、独立事業家、商店主、中堅社員、弁護士等法曹関係者、医師、医療関係者、大学等教育関係者、芸能、スポーツ関係者のあらゆる業種、業界にあって、社会的責任を果たしている方が一層の社会的影響を発揮していただくことを研究し、支援をしていくフォーラム(集い)を組織的に結集」したいと語っている。