長崎県五島列島の新上五島町にある教会などを題材にしたフレーム切手「明日の世界遺産に出逢う島・新上五島町の教会」が1日、町内の郵便局で発売された。
フレーム切手とは、フレーム状になった切手の内側空白部分に好きな写真やイラストを入れることができるオリジナル切手作成サービス。日本郵政公社が06年9月から開始したもので、郵政民営化後にサービスを引き継いだ郵便局株式会社九州支社が、管内の大分や鹿児島など4県で発売した。長崎では今回が初めてで、地域振興に役立てるのが狙い。
切手の写真には国の重要文化財で世界遺産候補の青砂ヶ浦教会と頭ヶ島教会をはじめ、海上からしか見えないキリシタン洞窟やキリスト像など11枚が使われている。
80円切手10枚で構成。2000部限定で、価格は1シート1200円。10月末まで町内12の全郵便局(簡易郵便局、切手類販売所を除く)で販売される。通信販売はされない。問い合わせは同支社営業本部営業企画(電話:096・328・5282)まで。