社会福祉法人キングス・ガーデン東京の新理事長に、中島秀一氏(日本イエス・キリスト教団荻窪栄光教会牧師)が選出された。法人設立以来、21年にわたって理事長を務めてきた泉田昭氏(日本バプテスト教会連合練馬バプテスト教会名誉牧師)は退任にともない、名誉会長に就任した。
6月16日に開かれた理事会で決定した。新理事長に就任した中島氏は、「あらためて当法人の掲げる『夕暮れ時に光』『神と利用者に仕える』という創立の精神を全職員と共に共有し、地域に根ざした運営を目指して、新しい出発を致したいと願っております」と話している。
同法人は1996年、東京都練馬区早宮に指定介護老人福祉施設「練馬キングス・ガーデン」を開設して始まった。2015年には中野区東中野に「東中野キングス・ガーデン」を開設し、今年8月には、練馬キングス・ガーデンから約1キロの場所に「練馬の丘キングス・ガーデン」をオープンする予定。
「キングス・ガーデン」は約70年前、米ワシントン州シアトルで始まったキリスト教理念に基づく老人ホーム。日本には約40年前に伝わり、今では全国に70以上の関連団体がある。同法人が運営する練馬キングス・ガーデンは、2011年に開催された第1回「介護甲子園」で最優秀賞を受賞している。