日本福音ルーテル教会(JELC)は、今年9月に独・ブラウンシュヴァイク市で行われる宗教改革500年記念演奏会の聖歌隊員を募集している。所属教会、クリスチャンであるかどうかは問わない。演目はハイドンのオラトリオ「天地創造」。
この演奏会は、JELCと50年に及ぶ協力関係にあるドイツ福音主義教会のブラウンシュヴァイク州・福音ルーテル教会(ELKB)が宗教改革500年記念事業の1つとして行うもの。オーケストラの他、700人の聖歌隊を編成しての大規模な演奏会となる。ブラウンシュヴァイク州教会では、この聖歌隊のメンバーとして、関係する海外諸教会にも参加を呼び掛けており、今回、日本からはJELCを通して15人を募集している。
演奏会は9月10日(日)。会場は独・ブラウンシュヴァイク市にある「フォルクスワーゲン・ホール」で、指揮は、教会音楽総監督(KMD)でもあるクラウス=エドゥアルド・ヘッカー氏が務める。日程は、9月6日(水)~12日(火)で、演奏日前の3日間は練習にあてられるが、演奏会後には海外からの参加者を対象にした観光も行われる。参加者対象年齢は20歳以上で、全日程、独・ブラウンシュヴァイクに滞在できることが条件となる。
期間中の滞在費はELKBが負担し、宿泊はELKBの日本協会の会員宅でのホームステイ、または教会宿舎を予定している。旅費のうち、参加者1人につき500ユーロ(約6万円)がELKBより補助されるが、往復旅費、日程期間以外の必要経費、諸費用は自己負担となる。
募集の締め切りは5月31日(水)。応募多数の場合はJELC宣教室で選考を行い、派遣者を決定する。なお、当旅行には、JELC神戸教会牧師の松本義宣氏(元ELKB交換牧師、現在、神戸教会に居住)が責任者として同行する。
申し込みは、①氏名・生年月日、②住所・連絡先(メールアドレスと電話番号)、③パート(S、A、T、B、どれでも可)を記載のうえ、メールもしくは郵送で送付のこと。宛先・問い合わせは、松本義宣(メール:[email protected]、住所:〒653−0804 兵庫県神戸市長田区寺池町2−4−7、電話:078・691・7238)まで。