聖学院大学(埼玉県上尾市)は3月11日、「東日本大震災を覚えて~礼拝と集い~」の会を同大チャペルで行う。被災地出身の在学生が6年間の歩みを語るほか、被災者の今を象徴的に描いた映像を鑑賞し、被災地の人々に思いを馳せる。
同大は、震災当初から釜石市へのボランティアスタディーツアーを実施し、これまでに延べ500人以上の学生を送り、「被災地と共に考え、共に歩む」を実践してきた。最近では今年1月、被災した家族や教師などの支援者に向けた小冊子『子どもの心にそっと寄り添う-第6集 進学と就職を考える』を発行した。来月15、16日には、地元さいたま市盆栽町の桜苗木を釜石市に植樹するボランティアツアー「桜プロジェクト」を企画している。
会場のほか大宮駅では午後5時から、「被災地と共に歩む」の実践として、学生たちによる街頭募金活動を行う。
■「東日本大震災を覚えて~礼拝と集い~」
日時:3月11日(土)午後2時15分~3時半
場所:聖学院大学チャペル(埼玉県上尾市戸崎1番1号)
主催:聖学院大学
・礼拝 奨励 「“忘れないで”との声を聞き」
・被災地の今(映像上映)
・被災地を覚えて-被災地と共に歩む学生からのメッセージ-
・募金活動