元女優の高樹沙耶(たかぎ・さや、本名・益戸育江=ますど・いくえ)容疑者が25日、沖縄県・石垣島の自宅で乾燥大麻を所持していたとして、大麻取締法違反容疑(所持)で逮捕された。高樹容疑者は、「私のものではない」と話し、容疑を否認しているという。NHKなどが伝えた。
高樹容疑者は、2012年に女優を引退した後、医療用大麻の解禁を訴える活動を行っており、今年7月の参院選では、東京選挙区から新党改革の公認候補として出馬。医療用大麻の解禁を訴えたが、落選していた。
NHKによると、石垣島では、医療用大麻解禁を訴えるメンバーと共同で宿泊施設を経営していたという。厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部が25日、石垣島の自宅などを捜索し、乾燥大麻数十グラムと吸引用とみられる巻紙やパイプを押収。一緒にいた男2人も、同容疑で逮捕した。TBSによると、男2人は高樹容疑者と同居していたという。また、見つかったパイプには使用した痕跡も残っていた。
朝日新聞によると、逮捕された男2人も容疑を否認している。