聖学院大学(埼玉県上尾市)は学園祭の11月3日(木・祝)、不登校、虐待、貧困をテーマにしたシンポジウム「児童・生徒・学生をとりまく教育環境の変化—学校・地域・家庭—」を開催する。地方行政と教育現場のそれぞれから報告者を招いて現状や実態について話を聞き、地域住民や学生・卒業生と共に、教育の未来や可能性について語り合う。入場無料。
今回のシンポジウムは、学園祭・ヴェリタス祭のプログラムの1つとして、政治経済学部が主催する。同大では、これまでも地域や教育の問題に関する講演会を開催しており、前回は今月10日、「いじめ」に関するシンポジウムを開催し、会場は満席となった。第2弾となる今回は、不登校、虐待、貧困などをテーマに、教育現場での「見守り」から子どもたちの「自立支援」への道を探る。
プログラムでは、同シンポジウムのテーマに関して、地方行政の立場から上尾市や教育委員会の現状、通信制高校の先生と同大教員からは、教育現場や、児童・生徒・学生を取り巻く環境の実態が報告される。その後は、フロアとの意見交換を行う。
日時:11月3日(木・祝)午後2時~3時半(開場は午後1時半)
会場:聖学院大学チャペル(埼玉県上尾市戸崎1−1)
講師
〔報告発表者〕
柳真司(上尾市子ども未来部次長)
赤羽洋治(上尾市教育委員会学校教育部上尾市教育センター副主幹)
齊藤友昭(松実高等学園春日部駅前校校長代行)
荒川学(松実高等学園企画推進戦略室室長)
平修久(聖学院大学副学長、政治経済学部教授)
柴田武男(聖学院大学政治経済学部教授)
〔コメンテーター〕
谷口隆一郎(聖学院大学政治経済学部長兼政治政策学研究科長、教授)
菊地順(聖学院大学チャプレン、政治経済学部教授)
〔司会・発題〕
渡辺英人(聖学院大学広報部長、政治経済学部准教授)
定員:400人
受講料:無料(申し込み不要)
問い合わせは、聖学院大学広報課(電話:048・780・1707 月~土、午前9時~午後5時、ファックス:048・725・6891、メール:[email protected])まで。詳しくは同大のホームページ。