マザー・テレサの列聖を記念して、マザーの愛に満ちた活動の軌跡を一挙に上映する「列聖記念 マザー・テレサ映画祭」(提供:女子パウロ会)が9月10日(土)から30日(金)まで、リニューアル・オープンする東京都写真美術館ホール(東京都目黒区)で開催される。
宗教や人種を超えて、貧しい人々のために生きたマザー・テレサ。1979年にノーベル平和賞を受賞し、97年9月5日に帰天するまで、世界中に愛を示し続けた。今年3月15日には、ローマ・カトリック教会で最高位の崇敬対象となる「聖人」に認定され、その列聖式が9月4日に行われる。列聖を記念した今回の映画祭では、マザーの奇跡ともいえる活動を記録した国内外の珠玉ドキュメンタリー全7本が上映される。
上映する作品は、千葉茂樹監督による「マザー・テレサと生きる」「マザー・テレサとその世界」「マザー・テレサの祈り 生命(いのち)それは愛」、アン・ペトリ、ジャネット・ペトリ監督の「母なることの由来 ―デジタル復刻版―」「母なるひとの言葉」、マーセル・バウアー監督の「マザー・テレサの遺言」。特別上映として、ピーター・シェファー監督の「すばらしいことを神さまのために ~Something Beautiful For God~」が上映される。
さらに、特別企画「言葉の贈り物~マザー・テレサからあなたへ」と題したスライドショーが、映画本編の上映前に毎回紹介される。これは、マザーの勧めで司祭の道を歩むことになった、現在、山口県宇部市の教会で司祭として働く片柳弘史神父がコルカタ(カルカッタ)でボランティア活動に従事していたときに撮影したマザーの写真と、選りすぐりのマザーの言葉で構成したもの。同映画祭でしか見られない、貴重なスライドショーを本編と併せて楽しむことができる。
また、映画祭の期間中記念トークショーも開かれる。初日の10日(土)には千葉茂樹監督、16日(金)は片柳弘史神父、そして24日(土)は音楽家のこいずみゆりさんが登壇し、マザーへの熱い思いをたっぷり語ってくれる。
今回の映画祭は、2010年に東京都写真美術館ホールの総動員数歴代1位を更新し、日本中を多くの愛で包んだ「生誕100年記念 マザー・テレサ映画祭」の再来。新しくなった同ホールで再びマザーの愛に満ちた活動の軌跡に触れることができる貴重な数日間となっている。強く、美しく、優しさに満ちたマザーの姿、そしてマザーが残した色あせることのない数々の言葉が、不寛容な現代を生きる私たちに大切なことを教えてくれる。
詳しいタイムスケジュールについては、公式ホームページまたは公式フェイスブックページ。なお、特別上映「すばらしいことを神さまのために ~Something Beautiful For God~」は、同映画祭の当日券または前売券の提示で、当日希望者を先着順で招待する。
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当日一般・大・専門学生:1300円/当日シニア・障がい者手帳をお持ちの方:1100円/リピーター割(当日券または前売券の半数提示):1100円/高校生以下:800円(いずれも税込)
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女子パウロ会(03・3479・3941)/スペースセントポール(03・5981・9009)/サンパウロ(03・3357・7651)/ドン・ボスコ社(03・3351・7041)/教文館(03・3561・8448)/聖イグナチオ教会案内(03・3230・3509)/有隣堂アトレ恵比寿店(03・5475・8384)
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