堺市中区で先月、小学5年の女児(10)が車にはねられ、頭蓋骨を折る重傷を負った事故で、大阪府警西堺署は20日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の両容疑で、会社員の少年(19)=堺市南区=を逮捕した。産経新聞などが伝えた。
同紙によると、少年は4月9日午後10時15分ごろ、堺市中区深井清水町の府道を走行中、自転車で横断していた女児をはね、その後逃走した疑いが持たれている。少年は調べに対し、「怖くなって逃げた」などと話し、容疑を認めている。
日本テレビによると、現場近くの防犯カメラの映像などから、少年の親名義の車が事故に関与した疑いが出、少年が浮上した。
事故当時の産経新聞の報道によると、現場は信号機のある交差点で、少年が右折したところ、女児が乗る自転車をはねたという。女児の後を母親が自転車で走っており、事故を目撃し、119番通報した。