東京・池袋の路上で今月3日、韓国籍の姜春守さん(53)=東京都板橋区板橋=が頭などを負傷して倒れているのが見つかった。姜さんは6日に死亡し、警察が傷害致死事件として捜査している。読売新聞などが伝えた。
同紙や日本テレビによると、姜さんは知人と近くの店で酒を飲んだ後、一人で池袋の路上を移動していたとみられており、鼻と後頭部を骨折して倒れていた。警察は姜さんのけがの状況や現場の状況から、姜さんが何者かに暴行されたとみて捜査している。
産経新聞によると、姜さんは3日午後11時40分ごろまで知人と酒を飲み、その後1人で自転車に乗っていたという。その約15分後に、遊歩道上で倒れている姜さんを通行人が発見し、119番通報。姜さんが乗っていたとみられる自転車は、そばに止められていた。
現場は、JR池袋駅の北西約1キロの住宅街。