岐阜県の県立岐阜各務野(かかみの)高校(同県各務原市)の男性教諭2人が今年2月、修学旅行の引率で沖縄県に行った際、ゴルフをしていたとして、28日に減給10分の1(3カ月)の懲戒処分を受けた。中京テレビなどが伝えた。
中京テレビによると、減給の懲戒処分を受けたのは岐阜各務野高校の50歳と25歳の男性教諭。今年2月16日、修学旅行先の沖縄県で、生徒たちが研修をしている間、修学旅行の添乗員と共にゴルフ場へ行き、ゴルフをしていたという。修学旅行から戻った後、別の男性教諭が上司に報告して発覚した。
共同通信によると、3人は生徒らが研修で訪れる景勝地などを巡回していた際、沖縄県北中城村のゴルフ場でゴルフをし、食事をしていたという。代金は1人5200円で、それぞれ自己負担していた。ゴルフをすることを計画したのは50歳の教諭で、「時間をつぶす感覚だった」と説明しているという。
中京テレビによると、この他、修学旅行に同行していた教頭も責任者の立場にあったとして、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けた。