名古屋鉄道・呼続(よびつぎ)駅(名古屋市南区呼続)のホームで7日午前8時過ぎ、ホームの屋根の一部が崩れ、木片が落下した。木片はひさしの一部で、急行列車が呼続駅を通過した際に落下したという。ホームにいた男女2人に当たり、2人は軽いけがを負った。産経新聞などが伝えた。
同紙や朝日新聞によると、木片がはがれ落ちたのは、呼続駅の下りホーム。木片は最大長さ約2メートル、幅約20センチ、厚さ約2・5センチ、重さ1・7キロ。屋根は、長さ3・6メートル、幅30センチにわたってはがれ落ちたという。
呼続駅は無人駅で、当時は通勤・通学客がホーム上にいたという。ホームで列車を待っていた男性(36)と女性(44)の頭や顔などに木片が当たり、2人は軽いけがを負った。
産経新聞によると、木片は急行列車が通過した際に落下したとみられており、列車の車体には接触した形跡はみられなかったという。
中日新聞によると、木片がはがれ落ちた屋根は、ホームから約3メートルの高さのところにあり、腐食が進んでおり、落下した木片は十数個に砕けたという。