『週刊新潮』(16日発売号)が、自民党の石崎徹・衆議院議員(32=新潟1区)のセクハラ疑惑などを報じているという。週刊新潮報道の情報などを配信しているニュースサイト「デイリー新潮」が伝えた。
デイリー新潮によると、石崎議員からセクハラ被害を受けたとされるのは、2014年4月に運転手兼秘書として採用された30代前半の女性。女性は採用後約1カ月で辞めており、女性が辞めた経緯をまとめた内部資料「経緯書」を週刊新潮が入手したという。経緯書は、石崎徹連合後援会の渡辺毅会長が別の秘書に女性から聞き取りをさせて作らされたものだという。
この他、週刊新潮は石崎議員が二股交際をしていたとも伝えている。一方、石崎議員は週刊新潮の取材に14日、書面で回答しており、セクハラと二股交際のいずれも否定したという。
石崎議員の公式ホームページによると、石崎議員は新潟市出身で、財務省勤務、内閣官房国家戦略室主査を経て、2012年12月の衆院総選挙で初当選。現在2期目で、衆院総務委員会理事、内閣委員会委員、拉致問題特別委員などを務めている。また、与党では最年少議員だという。