指定暴力団「山口組」から昨年分裂した「神戸山口組」の傘下とみられている暴力団「正木組」(福井県敦賀市)の事務所で23日午前9時55分ごろ、拳銃の発砲事件があった。発砲した男は、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された。福井新聞などが伝えた。
同紙によると、発砲があったのは敦賀市本町1丁目にある正木組の事務所で、男は40歳前後とみられ、調べに対し黙秘しているという。
読売新聞によると、男は事務所に向け5発発砲。発砲により、事務所の2階の窓ガラスと駐車場にあった車のフロントガラスが割れたが、けが人はなかったという。男は拳銃1丁を持っており、1人で歩いて事務所付近まで来たという。警戒中の警察が現行犯逮捕した。