指定暴力団「山口組」のナンバー3で、山口組直系暴力団「極心連合会」会長の姜(きょう)弘文(通称・橋本弘文)容疑者(69)が19日、親族の名義で乗用車を不正に登録したとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕された。共同通信などが伝えた。
同通信によると、姜容疑者は山口組ではナンバー3のポジションに当たる「統括委員長」を務め、執行部の中心として山口組を運営していたという。逮捕容疑は14年9月、実際には姜容疑者が使用する車を、親族の名義を使用して大阪運輸支局に虚偽登録したというもの。警察は認否を明らかにしていない。
山口組の幹部では、ナンバー4とされる「本部長」のポジションにある山口組直系暴力団「大原組」の組長、尹光煕(いん・こうき、通称・大原宏延)容疑者(69)が先月27日、暴力団関係者であることを隠して車を購入したとして詐欺容疑で逮捕されている。
一方、姜容疑者は、暴力団関係者との交際を理由に2011年に芸能界を引退した島田紳助(59、本名・長谷川公彦)と親密な交友関係にあったことが当時報じられていた。