画像や動画を共有できるスマートフォン用アプリ「写真箱」に児童ポルノ動画を投稿していたとして、大阪府交野(かたの)市立小学校の臨時教諭、秋本慎一容疑者(40)=大阪府豊中市=が18日、児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)などの容疑で逮捕された。朝日新聞などが伝えた。
同紙によると、秋元容疑者は昨年10月、子どもにわいせつな行為をする動画など10件を写真箱に投稿した疑いが持たれている。「間違いない」と容疑を認めている。一方、共同通信によると、「教え子を撮影したり、自分で動画を作成したりはしていない」と話しているという。
同通信によると、警察は秋元容疑者宅を昨年12月に家宅捜索。その際、秋元容疑者が「未成年の女性に興味があった」などと言い、写真箱へ投稿していたことを話していたという。写真箱は、パスワードを利用することで投稿者以外も有料で写真や動画を閲覧できる仕組みで、投稿者は閲覧数に応じてギフト券などの報酬がもらえる。
日本テレビによると、秋元容疑者は昨年春ごろからほぼ毎日、写真箱へ同様の投稿をしており、同通信によると、約10万円相当を稼いでいたという。
写真箱をめぐっては、運営会社「AIRCAST(エアーキャスト)」(東京都千代田区)の大野光明社長(55)ら関係者が複数逮捕されている。